【テレビ掃除】テレビの手垢汚れはセスキで綺麗に!おすすめ道具と正しい方法をご紹介

最後にテレビを掃除したのはいつ頃か、覚えていますか?

ある日電源を消したテレビの画面を見ると、真っ黒な画面にホコリや指紋がいっぱい…なんて経験はあるのではないでしょうか。

テレビに付いたホコリ、手垢、油汚れは放っておくとくもりや故障につながり、時間が経つと取れないこともあります。

せっかくの映像がキレイに見えなくなってしまうと困りますよね。

そこで今回は、

  • テレビ周りに溜まりやすい汚れの種類
  • テレビ掃除に使うおすすめ道具と正しい方法
  • テレビの裏側の掃除方法
  • テレビ掃除に使ってはいけないNGグッズ

などなど、テレビ掃除に関する情報をご紹介します!

サボりがちなテレビ掃除も、この記事を読めばスムーズにこなせますよ。

ぜひ、参考にしてみてくださいね!

目次

テレビやテレビ台に溜まりやすい汚れの種類

汚れが目立ちやすい真っ黒なテレビ。

キレイな状態を保つためには、ただ拭けば良いという訳ではありません。

汚れの種類を把握して、適切な方法で掃除をする必要があります。

テレビやテレビ台に溜まりやすい汚れの種類には、以下の4つがあります。

  • ホコリ
  • 手垢や指紋
  • 水滴や油
  • タバコのヤニ

それぞれ詳しく見ていきましょう!

1.ホコリ

テレビ画面やテレビ台は、リビングの中でも特にホコリが溜まりやすい場所です。

なぜなら、テレビに帯電した静電気がホコリを吸着してしまうから。

面積が大きいぶん静電気も多くなり、より強くホコリを引き付けてしまいます。

しかも黒いテレビに白っぽいホコリがつくと、いっそうホコリが目立ってしまうわけです。

日頃からこまめに掃除しないと、あっという間に汚れて見えてしまいますね。

2.手垢や指紋

小さなお子さんがいる家庭には定番のお悩み。

テレビ画面を触ることで付いた手垢や指紋は、ホコリ以上に目立ちます。

私は実家で猫を飼っているのですが、気づけばテレビ画面に肉球の跡がついていることも。

放っておくと目立つのでしょっちゅう拭いていました、可愛いけど(笑)

ゲームでケーブルを抜き差しする時や、テレビを移動させたときも指紋が付きやすいです。

時間が経つとホコリがくっついて落ちにくくなってしまうので、気づいたときに落とすようにしましょう。

3.水滴や油

最近では消臭スプレーだけでなく、除菌スプレーをリビングで使用する機会も増えましたね。

霧状の水滴は空間に広がりやすく、水滴の細かい粒がテレビにつくこともあります。

また、テーブルの上でホットプレートを使うと、傍にあるテレビまで油が跳ねることも。

後ほど詳しく解説しますが、水分や油分はテレビの大敵であり、故障の原因になりかねません。

テレビを長持ちさせるためにも、これらの汚れはしっかり掃除しましょう。

4.タバコのヤニ

自宅でタバコを吸う人は要注意。

テレビ画面にヤニがつき、ベタつきにホコリが吸着すると汚れが落ちにくくなってしまいます。

吸うときは別の部屋に行くのがベストですが、ぶっちゃけ面倒ですよね。

定期的にテレビを掃除して、ヤニを放置しない工夫が必要です。

テレビ掃除に使うおすすめ道具と正しい方法

続いては、テレビ掃除に使うおすすめ道具と、テレビ掃除の正しい方法を手順に沿って解説します。

主な流れは「ホコリを払う」と「拭く」の2工程です。

道具もこの工程に合ったものを選ぶようにすれば、間違いありませんよ。

以下、詳しく見ていきましょう!

使うおすすめ道具

まずは、テレビ掃除で使用するのに適している、おすすめのグッズをご紹介します。

紹介するのは以下の4つです。

  • マイクロファイバークロス、クリーニングクロス
  • ハンディモップ
  • セスキ炭酸ソーダ
  • テレビ用クリーナー

1つ1つ、詳しくご紹介しますね。

マイクロファーバークロス、クリーニングクロス

テレビの拭き掃除で使う布を選ぶポイントは、化学繊維が使われていないことです。

繊維が細やかで柔らかい手触りのクロスなどを選びましょう。

メガネ拭きのクリーニングクロスでも構いませんよ。

ハンディモップ

広い面積のホコリをサッと取ってくれる便利アイテム。

手が届きにくいところも、ハンディモップなら簡単に掃除することができます。

モップは毛先が非常にソフトですので、どんな種類のものでも大丈夫です。

100均のものでも構いませんよ。

セスキ炭酸ソーダ

拭くだけでは落ちない頑固な手垢汚れを落とすなら、セスキがおすすめです。

最近では100均で購入できることも増えてきました。

アルカリ性が強く、重曹よりもやさしい洗浄力で汚れを落としてくれます。

水に溶かして使うため、濃度の調節ができるのも便利ですね。

ただし、画面を傷付けてしまうおそれがあるので、液晶画面への使用は避けましょう。

テレビ用クリーナー

テレビやパソコンなど、デリケートな液晶画面に対応したクリーナーもあります。

マイクロファイバー素材で拭きスジを残さず、画面を傷付ける心配がありません。

速乾性がありベタつかないので、二度拭きの手間もかからず本当に便利です。

「テレビ掃除は工程が多くてめんどくさい…」という人に、ぜひおすすめですよ!

100均で買えるお掃除アイテム

テレビ掃除に使えるお掃除道具は100円ショップでほとんど揃ってしまいます。
お掃除道具は消耗品なので手軽に購入できるものが嬉しいですよね。

ハンディモップ

たいていの100円ショップの掃除用品のコーナーで見つけることができます。

色や形状など複数種類を取り揃えているお店が多いので、好みの物を試してみるとよいでしょう。

液晶クリーナー

使い捨てのウェットティッシュタイプと、繰り返し使用できるクロスタイプがあります。

「マイクロファイバークロス」や「OA用おそうじシート」などの名前で販売されています。
中には、シールタイプでスマホやテレビの裏にペタッと貼っておけるタイプもあるので、使用頻度や使用シーンなどにあわせて選べます。

セスキ炭酸ソーダ

セスキ炭酸ソーダも100円ショップで購入できます。

粉末タイプや液体タイプなどいろんな種類が販売されています。
ドラッグストアで販売しているものとそん色ないのに安く買えるので、まずは100均がおすすめです。

正しいお掃除の仕方

使う道具が分かったところで、テレビ掃除の正しい手順を解説します。

1つ1つ工程を見ていきましょう。

事前準備

まずは掃除をするにあたって、テレビの電源を消しましょう。

画面が黒くなることで、ホコリや汚れを確認できます。

また、電源が切れることで静電気も抑えることができ、ホコリが取りやすくなりますよ。

ハンディモップでホコリを払う

テレビの掃除大原則は「ホコリを払う」→「拭く」です。

ホコリがついたまま拭いてしまうと、ホコリを広げることになり、かえって汚れたり画面を傷付けてしまいます。

ハンディモップでホコリがある箇所を掃除しましょう。

テレビ画面はクロスで拭く

大まかなホコリが取れたら、クロス(メガネ拭きでも可)で拭きます。

同じ方向に丁寧に拭くことを心がけましょう。

ちなみに、力を入れてゴシゴシ磨くのはオススメしません。

指の腹で優しく拭き取ってくださいね。

落ちにくい汚れにはキッチンペーパーの使用もおすすめ

拭き終わって綺麗になったら終了ですが、汚れが残っている場合はセスキの出番。

水で100倍くらいに薄めたセスキをキッチンペーパーかクロスにつけ、固く絞り、汚れを拭き取ります。

汚れが取れたら乾拭きするのを忘れずに。
キッチンペーパーなら傷をつけずに綺麗にふき取ることができます。

セスキは面倒という人は、テレビ用のクリーナーを使いましょう。

汚れが落ちたら、今度こそお掃除完了です!

テレビ裏側の掃除はどうすればいい?

見落としがち、サボりがちなテレビの裏側の掃除。

しかし正しい方法を覚えておけば、意外と手間はかかりませんよ。

手順別にチェックしていきましょう。

1.事前準備

テレビ裏の掃除で準備するものは、以下の4つです。

  • ハンディモップ
  • 毛が柔らかいブラシ
  • 掃除機
  • 乾いた布

ブラシは毛が柔らかいものであれば、100均のものでも、歯ブラシでも構いません。

また、掃除に入る前に部屋の窓を開けるか換気扇を回しておきます。

かなりホコリが舞いますので、部屋の空気を入れ替えましょう。

2.ハンディモップでホコリをとる

ハンディモップでテレビ本体や、コード配線のすき間に溜まったホコリを取ります。

このときモップは静かに優しく動かすよう意識しましょう。

バタバタと煩雑にしてしまうと、ホコリが舞ってテレビ内部に入り込んでしまうので注意です。

3.掃除機で吸い込む

落としたホコリ、浮きあがったホコリを掃除機で吸い込みます。

ある程度吸い込めたら、今度は片手にブラシ、片手に掃除機をスタンバイ。

ブラシで細かいホコリをかき出しながら、掃除機で吸い込むようにしましょう。

これで床を汚さずに、細部までホコリを取り除くことができます。

4.乾いた布で拭く

掃除機で吸い終えたら、最後に乾いた布で汚れを拭き取ります。

テレビ裏は液晶画面ではありませんが、なるべく柔らかい素材のものを選ぶと良いでしょう。

空拭きでしっかり拭き終えたら、テレビ裏の掃除は完了です。

エアスプレーやエアダスターを使うのはNG

汚れに触れず、ホコリを吹き飛ばしてくれるエアスプレーやエアダスター。

ホコリが溜まりやすいテレビ裏の掃除にピッタリ…と思いがちですが、これらの使用は避けましょう。

テレビの裏側には、網目状になっている部分があります。

イメージが付かない人は、1度テレビの裏側を見てみてください。

吹き飛ばしたホコリが網の内部に入り込んでしまうと、故障の原因になりかねません。

一般的にも、エアダスターの精密機械内部への噴射は避けるように注意書きされていることが多いです。

テレビ裏側も同様に、使わないようにしましょう。

テレビ裏に汚れが溜まらない工夫を

テレビの裏側を掃除するのはもちろん、普段からテレビ裏に汚れが溜まりにくい状態にしておくことが大切です。

汚れにくい状態にしておけば、掃除もグッと楽になります。

有効な手段はケーブルをまとめて整えること。

複数のケーブルを1つにまとめたり、カバーをかけるだけでもかなり効果的ですよ。

ホコリが溜まりにくいだけでなく、掃除のときに絡まるストレスが無くなります。

テレビ掃除に使ってはいけない身近なもの

精密機械であるテレビの掃除では、意外と使ってはいけない道具が多くあります。

  • アルコール
  • 重曹やお酢
  • 中性洗剤
  • ティッシュ
  • ウェットティッシュ
  • 雑巾

いずれも普段から活躍している掃除グッズで、知らないとうっかり使ってしまいそうです。

1つ1つ、詳しく見ていきましょう。

1.アルコール

リビングに1つは常備しているアルコールのウェットティッシュや除菌スプレー。

コロナの影響もあり、意識して置くようになった人も多いのではないでしょうか。

テーブルのついでにテレビも拭きそうになりますが、アルコールはテレビ掃除にはNGです。

なぜなら、アルコールが液晶画面のコーティングと反応して変色するおそれがあるから。

キレイにするつもりが、かえって汚い見た目になってしまいます。

2.重曹やお酢

掃除アイテムとして、重曹やお酢を愛用している人もいるのではないでしょうか。

あらゆる汚れを落としてくれる心強い味方ですよね。

しかし、テレビ掃除に重曹やお酢を使うのはおすすめできません。

テレビ画面はコーティングや静電気防止のための特殊な加工が施されており、とってもデリケートな状態。

そこに重曹やお酢を使うと、コーティングを剝がして傷付けたり、故障の原因になるおそれがあります。

画面を傷付けないためにも、これらのお掃除グッズは使わないようにしましょう。

3.中性洗剤

重曹やお酢と同様に、中性洗剤の使用も避けたほうが良いです。

汚れは落とせますが、画面のコーティングをはがし傷付ける恐れがあります。

剥がれたコーティングは時間が経つと白っぽくなり、かえって汚くなってしまうことも。

どうしても落としたい汚れがある場合を除き、中性洗剤の使用は控えましょう。

4.ティッシュ

汚れに気付いたとき、手近にあるティッシュでササっと拭けたら楽ですよね。

しかし、ティッシュペーパーは繊維が粗くて硬いので、テレビなどデリケートな電子機器には向きません。

あんなに手触りが柔らかいのに…と、少し意外に感じますが。

画面を傷付ける原因になるので、ティッシュでテレビを拭くのは避けましょう。

5.ウエットティッシュ

ティッシュと同様に、ウェットティッシュも使用を避けましょう。

画面を傷付けるうえに、水分があるので故障を招きかねません。

使いたい場合は、TV用のウェットティッシュを選ぶようにすると良いです。

手軽にサッと使える便利なアイテムですので、テレビ掃除をラクにしたい人におすすめですよ。

6.雑巾

ティッシュがダメなら、もちろん雑巾の使用もNGです。

繊維が粗く硬いため、これもテレビ画面を傷付けてしまいます。

先ほどご紹介したような、化学繊維が使われていない、柔らかい布を選びましょう。

テレビ画面を水拭きしてしまった時の対処法

テレビ画面を水拭きすると、白い拭き跡が残ってしまいます。
テレビ画面付いてしまった水拭きによる白い拭き跡を取るには、以下の方法が効果的です。

水拭きによる白い拭き跡を取る方法

拭き跡を取る方法は、ここまでで紹介したテレビのお掃除方法と全く同じです。

  1. 乾いたマイクロファイバークロスを使用
  2. アルコール液を薄めて使用
  3. 適度な圧力で拭く
  4. 水滴を拭き取る

の順で掃除すれば綺麗になります。

テレビの中のほこりはプロにお任せ

お掃除をせずにほこりを放置していると、テレビの中にまでほこりが入り込むことがあります。
テレビの中には熱がこもらないようにするファンが入っているので、ゴミやほこりをテレビ内に吸い込んでしまうからです。

こうなってしまっては、パネルを外して直接中を掃除するしかありませんが、これは故障を招く原因にもなりかねませんし素人が手を出すには危険なこともあります。

そんなときは、販売店に相談してメンテナンスを依頼するのも手です。

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