テレビがつまらない・面白くなくなったのはいつから?理由も解説

テレビ

「最近のテレビはつまらない」と感じたことはありませんか?

「昔はテレビを見ていたけど、そういえば最近はテレビを見なくなった」「なんでテレビはつまらなくなったんだろう?」と気になりますよね?

実は、テレビが面白くないと感じる理由はちゃんとありました!

この記事では、

  • いつからテレビがつまらなくなったのか
  • テレビが面白くない5つの理由
  • テレビに代わるおすすめのサービスを3つ

などのポイントを紹介します。

 

テレビがつまらない・面白くなくなったのはいつから?

テレビはオワコン、つまらなくなったと言われ始めたのは、誰もが話題にするヒット物が減ってきたころからのようです。

1台のテレビを家族みんなで見ていた昭和の時代から、スマホでそれぞれが好きなコンテンツにアクセスできる現代では、好みの多角化してきたのも影響しているのかもしれません。

テレビ視聴率が減少している

実際に「テレビの視聴時間」が少なくなっています。

情報通信白書によると、日本人の「テレビの視聴時間」は2000年から減少しています。

若者のテレビ離れ

特に若者のテレビの視聴時間は減少していることが分かっています。

また2015年には、10代・20代は1日に平均100分以上インターネットを利用し、テレビ視聴時間を越しました。

確かに最近は「昨日の○○の番組見た?」「あー!あれ面白かったよね」という会話をしなくなった人も多いはずです。

では、テレビを見なくなったのは、インターネットせいでテレビが面白くなくなったからでしょうか?

テレビがつまらない・面白くない理由

テレビがつまらなくなった理由を5つ紹介しますね。

1.規制が強くなった

テレビが面白くない理由に、コンプライアンスが厳しくなったという意見がありますよね。

そのコンプライアンスというのが、「BPOによる規制」です。

「BPO」とは以下のことを指します。

放送における言論・表現の自由を確保しつつ、視聴者の基本的人権を擁護するため、放送への苦情や放送倫理の問題に対応する、第三者の機関です。

主に、視聴者などから問題があると指摘された番組・放送を検証して、放送界全体、あるいは特定の局に意見や見解を伝え、一般にも公表し、放送界の自律と放送の質の向上を促します。

BPO 放送倫理・番組向上機構 https://www.bpo.gr.jp/?page_id=912

つまり昔の過激な罰ゲーム・ドッキリの番組は、「放送倫理」の問題で制限されるようになりました。

そのためドキドキハラハラするテレビ番組が少なくなり、つまらないと感じる人が増えました。

確かに最近は、「コンプライアンス」という言葉をよく耳にしますよね。

過激な内容は「今の時代に合っていない」と言われて放送できないので、昔の方がテレビは面白かったとなるのは納得ですね。

2.出演する芸人やタレント自体がつまらない

テレビがつまらなくなった理由として、出演する芸人やタレント自体が面白くないという意見があります。

また芸人やタレントがつまらないことに加えて、以下のような意見も。

  • 人数が多すぎる(ひな壇)
  • どの番組も同じ人たちが出ている

そして毎回同じ芸人が、同じような内輪ノリをするため「つまらない」「ジェネレーションギャップを感じる」といった声もあります。

芸人やタレント自体が面白くなければ、テレビを見たいと思わないのは当たり前ですよね。

3.くだらない演出にイライラする

テレビがつまらない理由として、くだらない演出にイライラすることもありますよね。

例えば、

  • 「事務所ゴリ押しタレント・アイドル」や、「番宣目的の俳優」ばかりでつまらない
  • いいところでCMに行くのでイライラする
  • 3~5時間の長い特番だとずっと見ていられない

などの意見です。

YouTubeやSNSと比べると、テレビの忖度がある演出に違和感や不満を覚える人も多くなります。そのため、純粋に番組を楽しめなくなってきているようです。

私は特にCMの時間が耐えられないです。昔なら待てたはずなのに、今はCMの時間が長く感じます。

しかもCM後、大したオチもなかったのにもったいぶる演出がたまにあるので、「なんだ、それだけかよ!」ってイライラするのが日常茶飯事です!

4.明らかに「やらせ」とわかる

テレビの明らかな「やらせ」が分かると、途端にテレビがつまらなくなってしまいます。

うその事実を本物のように演出する「やらせ」は、視聴者が番組を楽しいと思うどころか、その番組への信頼もなくなります。

例えば、過去に以下の番組で「やらせ」がありました。

  • イッテQ(実際にはない「お祭り企画」が本物であるように放送)
  • アイ・アム・冒険少年(「脱出島」でスタッフが出演者の代わりにイカダを組み立てる、イカダを船でけん引する)

明らかな「やらせ」や疑惑があると、「どうせ『やらせ』なんだろ?」とシラケた目で見てしまうため、テレビが面白くないと思われてしまうのも当然ですね。

特に好きな番組でやらせがあったときは、ショックでしたね。

ですが最近は、テレビなんてやらせばかりじゃないの?と常に疑って見るようになってしまいました。

5.忖度やバーターが多い

テレビ局の主な収入源は、CM広告だといわれています。
そのため、クライアントである大企業の顔色を伺うような忖度やバーターが多く見受けられました。

現在は、ジャニーズの問題でジャニーズの露出は減ってきましたが、その前は吉本やジャニーズばかりが出ており、テレビは吉本興業とジャニーズ事務所に乗っ取られたのか!という声まであがっていました。

6.単純にYouTubeの方が面白い

テレビがつまらない理由として、YouTubeの方が面白いと感じる人が増えていることもありますよね。

1人ひとりのニーズに合うYouTubeの方が、無難なテレビ番組よりも面白いと感じるようです。

テレビは「家族団らん・安心して見られる番組」がテーマなので、子どもからお年寄りまでの幅広いターゲット層向けの番組がメインです。

そのため、グルメやクイズ番組など無難な内容が多くなってしまい、「つまらない」となってしまうことも。

他にもテレビはチャンネル数が限られる・放送時間が決まっているため、暇なときに見たい番組が放送されることはありません。

それに対してYouTubeは、チャンネルの数が無数にあり、いつでも自分好みのチャンネルを見ることができる点が面白いと言われるですね。

私も、テレビよりYouTubeの方が面白いと思います。自分の好きな動画を10分~20分のスキマ時間に見られるのが手軽で最高です!

ユーチューバーのテレビ出演が増えてきた

2017年に人気YouTuberのふわちゃんが、テレビに出て話題になりました。
その後YouTubeからテレビに進出する人も増えており、この現象は2010年代後半から顕著になっています。

YouTuberがテレビに進出する理由は、視聴者の多様性と市場の拡大を受けてのもので、広告収益、スポンサーシップ、新たな視聴者層の開拓が目的とされています。

逆に、YouTubeでテレビ番組のようなコンテンツが増えたのも最近のトレンドです。
お互いに融合してきているのは面白い現象ですね。YouTuberの人気やクリエイティビティがテレビ番組に新鮮な要素をもたらし、双方のプラットフォームの相乗効果が期待されています。

コムドットが地上波に

YouTubeで多くの登録者数を誇るコムドットもテレビ進出をしており、今では冠番組も持っているほどです。

フジテレビ「ボクらの時代」でコムドットのリーダーがテレビ進出の理由について聞かれた際には、次のように応えています。

「もともと(テレビ進出とは)思ってはいないんですけど、若い世代からの支持をガッと集めて“次何しよう!”ってなった時に上の世代、上の層からの支持がほしいなと思った時に一番効果的なのはテレビに出演することじゃないかなって考えた」

ユーチューバーがテレビに出ることに賛否両論も

「YouTubeで再生回数を稼いでいるならテレビでも視聴率を稼げるのでは?」
「若い人を出せば若い視聴者層が獲得できる!」
とテレビ離れを食い止める施策としてユーチューバーを起用しましたが、残念ながら失敗の結果となったようです。

そして最近ではユーチューバーのテレビ出演数も減ってきています。
テレビ業界では制約や規制が多いため、ユーチューバーの自由度が制限され、本来の魅力を損ねることがあるなどユーチューバー自身が出演を避ける人も出てきているようです。

結局、面白いものは誰でも見たいし、つまらないものには時間を使いたくないのは当たり前。
テレビの衰退は一朝一夕の安易な施策では打開できないようです。

テレビよりも面白い!代わりのサービス

さいごに、面白いコンテンツを探すならこちらのおすすめという3つのサービスを紹介します。

1.YouTube

YouTubeはすでにテレビの代わりになっていますよね。

自分の好きな時間に、好きなコンテンツを見られる所が魅力ですね。また、さまざまな種類のチャンネルがあり、飽きることがないです。

  • ゲーム実況
  • 教育系
  • 音楽・アーティスト
  • タレント・芸人
  • おもしろ動画
  • かわいい動物の動画 など

ざっと挙げただけでも、これほど豊富な種類の動画をタダで見ることができます。そのため、テレビがなくてもYouTubeだけで十分に楽しめます。

最近は芸能人もYouTubeに参戦しています。テレビでは見られない素の表情が見られたり、他の共演者もいないので、邪魔されることもありません。

最近ではYouTubeが面白いから、芸人やタレントを好きになるパターンもありますよね。

2.SNS

テレビの代わりにSNSを見ている人も多いですよね。

SNSは、手軽に友人や有名人などの投稿を見ることができたり、趣味用のアカウントを作っていろんな人と繋がったりもできます。

特に以下のサービスを使っている人は多いのではないでしょうか。

  • Twitter
  • Instagram
  • TikTok

最近ではInstagramのリールやTikTokなどの1分ほどの短い動画も流行っていますよね?

こういったSNSはテレビとは違い、スキマ時間にサクッと見られるので、時間のない現代人にはぴったりなサービスです。

私も暇さえあればSNSを見ています。Instagramのリールなどの短い動画は、気づいたらずっと見ていた!なんてこともしょっちゅうです。

3.VOD(動画配信サービス)

テレビの代わりにVOD(動画配信サービス)もオススメです。

オススメする理由は、好きな時に自分が見たい作品・番組だけを楽しむことができるからです。

また月額料金を払えば、無制限に作品を見ることができる点もVODのいいところですよね!

特に以下のサービスは作品数も多く、耳にする機会も多いのではないでしょうか。

  • Netflix
  • Amazonプライムビデオ
  • Hulu
  • U-NEXT

これらのサービスは、それぞれ見られる作品や料金が違います。

おためしの無料期間も利用できるので、その期間にあなたに合ったVODを探してみてください。