【映画館】持ち込みOK・NGなものは?ペットボトルもダメなの?

映画館

映画館での飲食といえば、ポップコーンやチュロス、ホットドッグ、飲み物はコーラなどのソフトドリンク。定番ですよね。

そんな中、やはり気になるのは「外からの持ち込みです。

多くの映画館では【外からの飲食物の持ち込み原則は禁止】です。

しかし一度はこう思ったことはありませんか?

  • 映画館の食べ物は高い
  • 上映前に買いに行くと混んでいる
  • 決まったものしか置いていない
  • 子どもに食べさせられるものがない

あげたらキリがないと思います。

ですが、映画館側にはルールを守って欲しいちゃんとした理由があるんです!

今回は、

  • そもそも持ち込みNGな理由は?
  • 持ち込みが許されている映画館ってあるの?
  • バレたらどうなるの?

などの気になるポイントを解説していきます!

映画館は飲食物の持ち込みが原則NG!理由はなぜ?

持ち込み禁止の映画館が多い理由は、主に3点があげられます。

1.利益を出すため

これは映画館だけでなくライブやフェスなどでも同じですが、収入を大きく分けると「チケット売上収入」「飲食物販売収入」「グッズ売上収入」「広告収入」の4つです。

この中で映画館側の方が利益を得られるのは“飲食物販売収入”だけなんです。

どんなにヒットした映画があったとしてもみんなが持ち込みをしていたらその映画館は大損ということなんですね。

2.ゴミの分別や手間の削減

映画館の食べ物の容器って紙だけでできていたり、重ねてコンパクトにできたりすると気がつきませんか?

映画を見終わった後は、出入り口でスタッフさんがゴミを回収してくれますよね。

紙だけでできていれば分別は簡単ですし、小さくできればビニール袋の使用量は減ります。

もしこれにプラスチックやペットボトル、紙袋や瓶などが混じってしまったら?

人件費や処理代が無駄にかかってしまいますよね…。

料金の値上げや、ごみ回収サービスの停止に直接つながる行為なのでやめましょう。

3.トラブル防止のため

映画館の食べ物ってどこも大体同じバリエーションですよね。

これは映画館側が考え抜いた結果選ばれたものばかりだからです!

スナック菓子の中でも音が少なく油も出ないポップコーン。ハンバーガーに比べて具がこぼれにくいホットドッグなどなど…。周りの迷惑になりにくいもなんですね。

そして、食中毒やアレルギーを防ぐためでもあります。

もし、自宅から持ってきた生菓子を映画館で食べて食中毒になったら…。

もし、キウイアレルギーの人の横でフルーツ盛り合わせなんて食べたら…。

映画館側は例え関与していなくても対応義務が発生してしまうんです…!

そう言ったトラブルからお客様とスタッフを守るためにも決められたものが売られているんですね!

中には持ち込みOKの映画館もあるってホント?

子どもの食事やご自身のアレルギーなどで食べられるものが限られている人もいると思います。

そんな方のために持ち込みOKな映画館を紹介していきます!

代表的なものはイオンシネマ

イオンの経営している映画館は飲食物持ち込みに関しての記載が無いのです。

理由はずばりイオンだから

イオンモールが経営している映画館なので、下の階にあるイオンスーパーで買い物をしても利益は得られるわけですね。

イオン側の本音は「映画館で買って欲しいけど、イオン内で買ってくれれば利益が出るからまぁ…いいか」と言った暗黙のルールで回っています。

持ち込みOKってことは何食べてもいいよね!とイオン以外で買った食品を持ち込むのはやめましょう!

他には、飲食物を販売していない個人や地域経営の映画館です。

子どもとのお出かけ情報サイト “いこーよ”さんで一覧がご覧いただけます。

※コロナ禍などでルール変更がある場合があります。詳しくは各劇場へお問い合わせください。

主な映画館の持ち込みに関する注意書き

それでは、各映画館でのアナウンスを見てみましょう。

他店からの飲食物の持込はご遠慮ください。

TOHOシネマズ

当劇場売店で購入された飲食物のみお持ち込みいただけます。

109シネマズ

他店、もしくは外部からの飲食物のお持込は、衛生上およびマナー上の観点からご遠慮いただいております。

T・ジョイ

当劇場の売店でご購入いただいた商品のみ、劇場内にお持込みいただけます。それ以外の飲食物のお持込みはご遠慮ください。

シネマサンシャイン

当劇場のコンセッション(売店)でご購入いただいたご飲食物のみシアター内にお持ち込みいただけます。

松竹マルチプレックスシアターズ

他店で購入した飲食物の持ち込みはご遠慮ください。

ユナイテッド・シネマ

このように、具体的な理由はあまり書いていませんが、多くの映画館ではしっかりとしたルールがあるんですね。

初めて子供を連れて行く…。引っ越してからはじめて行く映画館…。

などなどの不安要素のある方は各映画館のホームページを見ておきましょう!

映画館への持ち込みがバレるとどうなる?

持ち込みがバレたらどうなるの?…どこまでならOKなの?

ビクビクしながら映画館に行かないために、それぞれ解説していきます!

1.スタバやタリーズなどの飲み物

手持ち容器に入れられたコーヒー店のドリンクは水筒のようにカバンには入れられないので基本的に、受付のスタッフさんからは丸見えです。その場で注意されることが多いです。

それらを避けるために、クレープやアイス、タピオカにカクテルなどデザートドリンクなどが買える映画館も増えてきています!

映画館側も楽しんでもらえる工夫をたくさんしているんですね。

各映画館では季節限定のフレーバードリンクや劇場によってはGODIVAのショコリキサーなんかも販売されています。普段とは違う味をぜひ楽しんで下さい!

2.マクドナルドのハンバーガーやポテトなど

ハンバーガーや揚げたてのポテト、実はかなりにおいがキツいんです…。

筆者は都内の劇場で、入り口で袋が見つかったお客さんが完食してからの入場をお願いします」と言われている所を見かけました。個人的にはかなり恥ずかしいので絶対にしません…。

匂いの強い食べ物は絶対にやめましょう!

3.水やお茶などのペットボトル飲料

映画館に売っていない水や日本茶、氷の入っていないドリンクなどは飲みたい人沢山いますよね。

カバンにそのまま入りますし、迷惑になりにくいので、持ち込み禁止でも実際スルーしてくれる映画館は多いです。

最近ではペットボトル飲料を販売している映画もあります

多くの映画館が1本270円など割高ですが、売店で売っているならば、そこで買った方が堅実でしょう。

リサイクル対応をしていない映画館では、ゴミの回収を断られることもあります。

自己責任が取れる方だけにしましょう。

4.ポテチやポップコーンなどお菓子

袋に入ったお菓子は、自分ではわかりにくいですが、暗闇で袋に手を入れお菓子を探す音は周りからしたらかなり気になります。

ポテチなどの硬いスナックやお煎餅などのあの「バリバリッ」って音はかなりのものです。

映画館のポップコーンが紙バケツに入っているのは、音が出にくく、映画から目を離さなくてもすぐに取れるからなんですね。

音がうるさい食べ物は持ち込まないようにしましょう!

5.チョコレートやガムなどのお菓子

小さなお菓子はゴミの量などで考えたら迷惑にはなりませんが、ガムなどのクチャクチャ音は静かな映画館だと本当によく響きます…。

咳が出ないようにする喉飴などに留めておきましょう。いつ出ても大丈夫なようにタオルと一緒にポッケに入れておくと良いですよ!

まとめるとこんな感じですね。

ペットボトル飲料や飴迷惑になりにくく、ゴミも自己処理できるのでスルーされることが多い。

揚げ物やお肉系などの匂いの強い食べ物他のお客様に迷惑なのでNG

あまりにも迷惑だと判断され、他のお客様からクレームなどが来ると、劇場から追い出される可能性もあります。
余計なトラブルは避けましょう。

映画館で買えるおすすめフード

映画館で販売されているフードの中から、SNSで話題になってものをピックアップしました。

映画を見なくても買いにくるファンもいるとか!
ぜひ一度お試しください。

イオンシネマで人気のポップコーン

映画といえばやっぱりポップコーンが定番です。

ポップコーンは多くの映画館で販売されていますが、中でもイオンシネマでは期間限定でLサイズポップコーン当日おかわり無料キャンペーンや、映画館でしか買えないポップコーンBOX(こちらも当日おかわり無料)など映画気分をさらに盛り上げてくれるアイテムも販売されています。

映画の観た後におうちポップコーン

通常販売価格500円のところ、当日鑑賞後のチケットご提示でなんと300円(税込)で買えちゃうサービスです。

映画をみたあとにおかわりポップコーンで感想を語り合うのもいいですね。

TOHOシネマズのチュリトスがあつい!

売り切れなどで、TOHOシネマズのチュロス販売中止!?というワードが多く検索されるほどSNSでも話題なのが、こちらのチュリトス。

お味は、シナモンシュガーとチョコクリーム、レインボーの3種類。
映画はみずにチュリトスだけ買いに来た!というツイートもちらほら出ているほどの人気です。

映画館に持ち込みたいおすすめアイテム

食べ物は基本的に持ち込み禁止ですが、映画鑑賞の環境をより良くするための物はもちろん持ち込みOKです!

1.ブランケット

映画館でも貸し出しすることの多いブランケットですが、衛生面を考えて少し嫌だなぁ…と思うことありますよね。毎回洗濯しているわけでもないので、筆者はマイブランケットを必ず持っていきます。

最近はコロナの影響で貸し出しを中止している映画館もあり、特に夏は空調が強いので持参をおすすめします!

2.クッション

最近の映画館の椅子は質が良くなっていますが、1時間半、長い映画では3時間…。ずっと座ってるとさすがに腰が痛くなりますよね。

多くの映画館ではお子様の座高調整のためのクッションがレンタルされています。これらは基本的にお子様にしか貸し出されていません

持ち込むとなるとかさばり大変なので無印良品やロフト、100円ショップなどで購入できるトラベル用エアーピローが便利です!あとは、ブランケットを筒状に丸めて腰に当てるだけでも楽な姿勢が取れますので、ぜひ試してみてください!

持ち込んだものをうるさく食べている人を見つけたら…

ここまで食べ物の持ち込みについて口酸っぱく注意喚起してきましたが、実際問題持ち込んでる人いますよね。

皆さんも一度は隣やら後ろからガサガサくちゃくちゃ…イライラしたことありませんか?

見つけた場合はどうするべきか。3つ方法があります。

その場で注意

まずはこれですね、喧嘩腰は良くないので普通に「静かにしてもらえますか?」と声をかけたり、声を出すのが嫌ならば肩をぽんぽんと叩いて「シーッ!」のポーズをしましょう。

無意識で音を出していることが多いので、大体の人はこれで静かにしてくれます。

座席を変える

筆者も以前、斜め前のお客さんの動きが気になってしまい、移動したことがあります。

移動する際に他のお客さんの妨げにならないか…移動する先に目星はついているか…その席には絶対に先客がいないか…

いろいろ考える必要もありますが、トラブルを最も避ける方法はこれでしょう。

自分がトラブルの元にならないよう注意してくださいね!

劇場スタッフに通報

最終手段ですね。

これも、自身も席を立つ必要があるので、周りに迷惑をかけない必要があります。

これをすれば、確実に対象のお客さんを静かにさせるか追い出すことができます。

多くの映画館では他の客の迷惑行為によって映画鑑賞が深刻に妨げられた場合、別上映時間に差し替えてくれることが多いので、緊急時はスタッフさんに甘えちゃいましょう。

ルールを守って楽しい映画鑑賞を!

多くの大ヒット作品により、一時期より映画業界は盛り上がっています。しかし、

お客さんが増えるということはそれだけマナー違反をする人も増えるわけです。

映画の利益構造を説明してわかるように、こう言ったマナーを守る守らないが映画館への直接的な利益の差を生むことになります。

あなたやあなたの家族、友人が使う映画館を守るためにも劇場マナーは必ず守りましょう!