「となりのトトロ」の頼れるお姉さん・サツキ。母親が入院している間は父親に代わって家事をこなしたり、メイの面倒を見たりとしっかり者の印象が強いですよね!
この記事では、サツキのプロフィールやカンタとのその後、実は死んでいるのでは?という噂を徹底紹介!
サツキの素顔を詳しく知りたい方はぜひ、最後までご覧ください♪
サツキのプロフィール!本名・年齢・誕生日など
名前 | 草壁サツキ |
性別 | 女 |
年齢 | 12歳 |
声優 | 日髙のり子 |
性格 | 明るく活発で大人びている |
都会からお母さんの入院している病院のある田舎に、お父さんと妹と引っ越してきました。
とても明るく社交的な性格で、転校後すぐに仲の良い友達を作るほど。
同年代の友達がいないメイにとっては、お姉ちゃんのサツキは頼れる親友のような存在です。
おばあちゃんからは「賢そうそうな子だよぉ」と褒めれるくらい、聡明な子でもあります。
本名は、草壁サツキ
本名は、草壁サツキです。
サツキの名前の由来に関しては監督やジブリからの見解はありません。
しかし、原作の主人公はメイだけだったことから、メイ→May→5月→皐月→サツキと名付けられたのではないかと言われています。
姉妹なので、同じ5月に由来しているのは間違いなさそうです。
メイが初めてトトロに会った日、サツキが学校から帰ってきたときに父親の書斎にあるカレンダーが5月だったことから、5月に引っ越してきたのかもしれません。
年齢は12歳
サツキの年齢は12歳の小学校6年生。
当初、小学校4年の10歳という設定でしたが、性格がしっかりし過ぎていたため、小学校6年生の設定に変更したようです。
誕生日は5月でメイと同じ?
誕生日も、実際に設定や公表はされていません。
あえて公表しないことで、物語の世界観を個々で楽しむ余韻を持たせているのかもしれませんね。
担当した声優は日髙のり子さん
日髙のり子さんは、『となりのトトロ』の草壁サツキ以外に『タッチ』の浅倉南、『らんま1/2』の天道あかね役も務めました。
最近では、『名探偵コナン』の世良真純役など今でも引っ張りだこの大御所声優さんです。
2021年のインタビューで『となりのトトロ』での印象的なシーンは、「サツキとメイがトトロに掴まって空を飛びながら叫ぶのが、子供らしくて大好きです。」と語っています。
サツキの性格は大人っぽくてかわいい?
おばあちゃんと初めて会ったとき、自分とメイの紹介をしっかりしていたサツキ。
猫バスの目の前で、メイを抱きしめたサツキはまるでお母さんのような大人な女性の雰囲気でした。
お母さんが一時退院できなくなったときは、おばあちゃんに泣いて縋る幼い子供のようだったサツキもメイの行方不明事件を通して、さらに大人になったようです。
サツキが作ったお弁当のレシピはこれ!
朝時間がないときも、パパッと朝食を作ったり、3人分のお弁当を用意したりと料理はかなり手慣れている様子のサツキ。
劇中に登場するサツキのお弁当はジブリ飯としても大人気です。
そんなサツキ特製お弁当のレシピを紹介します。
- ごはん 適量
- グリンピースまたはうぐいす豆 適量
- サクラでんぶ 適量
- めざし 1尾
- 梅干し 1個
緑色の豆はお好みで種類を選んでも良さそうです。
グリンピースやうぐいす豆の味付けは好みでどうぞ。
サツキとメイの家は実在する?
【となりのトトロ】
「サツキとメイの家」愛知県・長久手町
愛・地球博のために建築された pic.twitter.com/Qhc9zB63in
— ドラマのロケ地 (@sensaina4649) August 11, 2022
【となりのトトロ】
サツキとメイの家の中♡ pic.twitter.com/7KQcr1OsIm— ♡いつでもトトロ♡ (@totoro_always) August 12, 2022
サツキとメイが住む草壁家の家は、現在、愛知県長久手市の愛・地球博記念公園内に展示物として再現されています。
「サツキとメイの家」と命名したのは、映画プロデューサーの鈴木敏夫さん。
劇中では昭和33年の設定ですが、展示されているサツキとメイの家は1年後の昭和34年の設定だそうです。
昭和30年代の生活もわかり、大人も懐かしさを感じることで大人気の施設。
季節によって、演出も変わるようなので何度でも楽しめそうですね。
家のモデルは宮崎駿監督が戦時中、栃木県鹿沼市に疎開していた際の和洋折衷の家をモデルにしているそうです。
モデルとなった家は、同じジブリ作品「風立ちぬ」でも、主人公の堀越二郎が子供時代に過ごした家としても使われています。
サツキとメイは死んでいる?都市伝説を検証
となりのトトロでよく話題になるのが、「サツキとメイは死んでいる」都市伝説です。
初めからサツキとメイ死亡説、劇中から死亡説などがありますので1つ1つ検証してみます。
娘2人が死んでしまった父親の妄想だった説
劇中で、お父さんが何かの執筆に夢中になっているシーンから、サツキとメイがもし生きていたら?という前提の話ではないかといわれています。
サツキとメイがトトロたちと大きな木の上から、夜、オカリナを吹くシーン。
そのオカリナの音に耳を傾けるお父さんはなぜ聞こえたのか?不自然では?という疑問から、お父さんの妄想説が広がりました。
さらに草壁家が引っ越してきた家でかつて療養していた住人が亡くなったという設定が拍車を。
しかし、お父さんは森に住むフクロウの鳴き声だと思っているのでは?という声もあります。
トトロに出会ってしまったことで死んだ説
トトロは死期が近い人間、または死んだ人間にしかみえない死神、と言われています。
メイが行方不明になり、サツキはメイがトトロに会ったといっていたトンネルの入口で、「お願い。トトロのところへ通して。メイが迷子になっちゃったの。」とお願いするシーン。
ここを通してもらったことで、サツキはメイを迎えにいくために冥界の扉を開いてしまったのでは?と言われています。
猫バスの行き先も「墓道」から、トトロと同様に死期が近い、または死んだ人間しか見えないのでは?といわれました。
猫バスもサツキとメイ以外には見えないことから、さらにトトロ死神説を強める結果に。
しかし、公式は2007年5月ブログ記事で、トトロ死神説を否定しました。
「「トトロは死神なんですか?」という一般の方からの問い合わせばかり。みなさん、ご心配なく。トトロが死神だとか、メイちゃんは死んでるという事実や設定は、「となりのトトロ」には全くありませんよ。最近はやりの都市伝説のひとつです。誰かが、面白がって言い出したことが、あっという間にネットを通じて広がってしまったみたいなんです。」
サツキとメイの影がない
サツキとメイの影がないことから、メイは実は死んでいるのでは?!という噂が流行りました。
しかし、サツキとメイの影については公式のブログ記事で否定されています。
「「映画の最後の方でサツキとメイに影がない」のは、作画上で不要と判断して略しているだけなんです。みなさん、噂を信じないで欲しいです。」
池に浮かぶサンダルはメイのものだった?!
池に浮かんでいたサンダルがメイのものではないか?!とおばあちゃんがサツキに確認をしましたが、サツキは「メイのじゃない…」と否定をして走り出しました。
そんなサツキの姿が不自然だということから、実はメイが池で死んでしまったことを認められないサツキが、必死に否定したのでは?
おばあちゃんが拾ったサンダルを握りながらお経を唱えていたからメイはもう死んでいるのでは!?という噂。
しかし、メイがいつも履いていたサンダルと池に浮かんでいたサンダルはデザインが全く違うことがわかりました。
気になるサツキとカンタのその後は?
出会った時は、とても険悪だったサツキとカンタ。
とある雨の日に、カンタがサツキとメイに傘を貸したことをキッカケに、サツキはカンタを見直すようになりました。
病院からの電報で落ち込んだサツキとそれが原因で喧嘩をして泣いてしまったメイを心配したりと、夏休みにはだいぶ仲がマシになった様子。
メイが行方不明になり、メイの捜索中、サツキはカンタのことを「カンちゃん」と呼び、カンタもサツキを「サツキ」と呼んでいました。
サツキはカンタに七国山行きを任せたりと、お互いの信頼をしっかり築いるようでした。
残念ながら、映画のその後のサツキとカンタは描かれていません。
しかし、サツキとカンタのシーンにまつわるエピソードが絵コンテに描かれていました。
それは、エンディングでサツキとカンタが、何かを話していたシーン。
サツキの代わりにカンタは七国山へ行くはずでした。
ですが、エンディングでカンタはおばあちゃんとなぜか歩いています。
多くの視聴者が、なんでおばあちゃんといるの?!と思ったはず。
実は、途中でカンタの自転車はパンクをしてしまいました。
仕方なく七国山にいけず引き返してきた、とサツキに告白していたという設定です。
今までのカンタならカッコつけて言わなさそうですが、正直に話したところをみるとサツキとは、事件をキッカケにさらに急接近。
さらにエンディングテーマで一緒に流れた秋冬ぐらいのシーンでは、男子と女子とで対立している様子が描かれていたので、小学校6年生なりの付き合い方をしているようですね。
大人になったサツキは美人?
残念ながら、大人になったサツキは公式では明かされていません。
小学校6年生ながら、背もスラリとしていてスタイルの良さを持ち、12歳ですでに完成された美人感があります。
都会で育ち、一家を支える長女の精神が美しさを際立たせているのでしょう。
カンタも、引っ越しトラックの荷台にいたサツキに一目で惚れていましたね。
それだけ目を引くビジュアルであることは間違いなさそうです。
お見舞いに行った病室で、お母さんが「相変わらずの癖毛ね。私の子供の頃とそっくり。」「あなたは母さん似だから…」という発言から、サツキは美人のお母さんによく似ていることがわかります。
大人になったサツキは、お母さんに似た美人になることを簡単に想像できますね。