【となりのトトロ】メイの年齢や声優は?名セリフと死んでいる噂も検証

となりのトトロ

『となりのトトロ』は1988年に宮崎駿監督の長編アニメーション作品として、公開されました。

もともとは中編作品として制作され、単独公開が難しかったため、『火垂るの墓』と同時上映になったそうです。

昭和30年代前半の田舎で起こる森の妖精との不思議な出来事は、大人も子供も楽しめる作品として令和の今現在も大人気です。

今回は、『となりのトトロ』の主人公のひとり、メイについて解説していきます!

劇中では触れられないメイの本名や年齢、性格、名セリフ、メイにまつわる都市伝説も徹底的に検証。

メイのことをもっと知れば、『となりのトトロ』をより楽しめるようになるはずです!

メイのプロフィール!本名・年齢・誕生日など

名前草壁メイ
年齢4歳
声優坂本千夏さん
誕生日非公表
性格ワガママで頑固

メイは、草壁家のふたり姉妹の末っ子として生まれました。

本名、年齢以外は公表されておらず、メイ・サツキという名前から5月生まれではないかという考察もあり、可能性はとても高いです。

もともとサツキとメイは一人のキャラクターだったことから、二人にわかれることで、より性格や特徴が濃くなり、4歳の末っ子ならではのわがままで頑固な性格が、トトロとの出会いを引き寄せ、村を巻き込む騒動を起こし、物語を大きく動かすキッカケとなりました。

本名は、草壁メイ

本名は、草壁メイです。

メイの名前の由来に関しては、監督やジブリからの見解はありません。

しかし、5月の英語読みもMay、田舎に引っ越してきた時期も5月。

さらに姉の名前がサツキ(皐月)ということからも、5月が由来になっているのは間違いなさそうです。

年齢は4歳

メイの年齢は、4歳です。

姉のサツキは12歳なので、サツキとメイは8歳違います。

メイはお父さんが28歳のときに生まれました。顔つきも子どもらしく、頬がぷっくりしているのがかわいいですよね。

担当した声優は坂本 千夏さん

坂本千夏さんは、『となりのトトロ』の草壁メイ役以外に、​​『風の谷のナウシカ』の少年、『魔女の宅急便』の赤ちゃん、『デジモンアドベンチャー』のアグモン、『それいけ!アンパンマン』のてんどんまん役など。

子ども役のエキスパートと言われるほど、たくさんの作品に子ども役として出演されています。

誕生日は5月でサツキと同じ?

残念ながら、設定の公表はされていません。

しかしながら、生まれた月を名前の由来にすることが多い昭和世代設定であること、引越しをしてきたのが5月だったことから、メイもサツキも5月生まれの可能性が高そうです。

5月にゆかりがありそうな伏線を出しつつ、あえて公表をしないことで、想像する楽しみも提供してくれているのかもしれませんね!

メイの性格はわがままで頑固?

お母さんの一時退院が伸びてしまうことをサツキから告げられたとき、「ヤダーッ!」と駄々をこねたメイ。

さすがのサツキも「メイのわからずや!」と怒ってしまいました。

引越しをしてきた日にも、「メイ、リスがいい!」と言ったり、お母さんに髪を梳かしてもらっているサツキの横から「メイも!メイも!」と主張することも多く、わがままな印象が強いです。

サツキやおばあちゃんに黙ってお母さんのいる病院に向かってしまうなど、頑固な面もありました。

マックロクロスケを捕獲したり、小・中トトロを追いかけたりと頑固さが集中力に生かされています。

しかし、行方不明になりサツキが迎えにきたときは、ちゃんと「ごめんなさい。」と素直に謝っていたことから、4歳の幼児らしいワガママさなのかもしれませんね。

メイの名セリフ3選

劇中でも、たくさんの名セリフを残したメイ。

まだ4歳のメイは、幼さゆえの言い間違いも多くかわいいですよね。

そんな可愛いメイの名セリフを3つ紹介します!

とうもろこしをトウモコロシ

おばあちゃん家で収穫したとうもろこしを、「メイがとったトウモコロシ、お母さんにあげるの!」と言い間違えをしたメイ。

おしゃべりが上手ではない幼少期ならではのかわいい言い間違えです。

ヤギに取られそうになったときは、ちゃんとトウモロコシと言うことができました!

ほんとだもん!ほんとにトトロいたんだもん!うそじゃないもん!

トトロの寝床に通じた木のトンネルがU字になってしまい、家の庭に戻ってきてしまったメイをみて、思わず笑ってしまったお父さんとサツキ。

トトロに会ったことを信じてくれないふたりに、メイはトトロに会ったことを一生懸命訴えました。

そのときにいったセリフが、「ほんとだもん!ほんとにトトロいたんだもん!うそじゃないもん!」です。

お父さんもサツキもメイが嘘をついたとはまったく思っておらず、小さい子どもが必死になっている姿が可愛くて思わず笑ってしまったのかもしれません。

あなたトトロっていうのね!

大木の穴に落ち、トトロのお腹の上で、トトロとコミュニケーションを図ろうとするメイ。

メイの「あなたはだあれ?マックロクロスケ?」の問いかけに、トトロは「ヴォ、ヴォ、ヴォロロロロローーー」と応えました。

メイは「ヴォ、ヴォ、ヴォロロロロローーー」が『トトロ』に聞こえたため、「あなたトトロっていうのね!」と勘違い。

ちなみに、トトロの「ヴォ、ヴォ、ヴォロロロロローーー」は、「眠いよ〜」と言っているんだそうです!

メイは死んでいるってホント?都市伝説を検証

メイの死んでしまった説は、『となりのトトロ』の都市伝説で1番話題に上がることが多いです。

さまざまな憶測から、本格的な都市伝説になったものなど。

その中で、頻繁に話題になるメイにまつわる都市伝説を紹介、検証していきます!

地蔵にメイの名前が刻まれている説

お母さんが入院している七国山病院へいく道のりの途中で、疲れてしまい石段に座り込んでしまったメイ。

座ったメイの背後には複数のお地蔵様がありました。

お地蔵様のうち1体の下部に、『メイ』と刻まれているようにみえる、だからメイは死んでいる?!と噂になりました。

しかし、該当のシーンにはそれらしいものを確認することができませんでした。

メイの名前の由来は冥土説

メイの名前の由来は『冥土(めいど)』の『メイ』からきているのでは?!という噂があります。

この噂の信憑性に拍車をかけたのは、トトロ死神説。

しかし、2007年5月のジブリ公式ブログでトトロ死神説は否定されています。

そんな中、かかってくるのはなぜか「トトロは死神なんですか?」という一般の方からの問い合わせばかり。みなさん、ご心配なく。トトロが死神だとか、メイちゃんは死んでるという事実や設定は、「となりのトトロ」には全くありませんよ。

※2007年5月ジブリ公式ブログより

メイの影がない

劇中で、メイの影がないシーンが多いことから、実は途中でメイは死んでいるという噂です。

確かに、劇中のところどころメイの影がないことが確認されました。

しかしながら、メイの影がないことについて2007年5月のジブリ公式ブログで否定されています。

「映画の最後の方でサツキとメイに影がない」のは、作画上で不要と判断して略しているだけなんです。みなさん、噂を信じないで欲しいです。 ...とこの場を借りて、広報部より正式に申し上げたいと思います。

※公式ブログより

メイの死んだ場所は池?!

都市伝説の1つにメイが死んだ場所が、池だったのではないか?!というものがあります。

池に落ちていたサンダルをメイのではないと否定するサツキの様子が不自然だったという噂が元ネタ。

しかしながら、色は同じサーモンピンクですが、ストラップ部分が、メイの愛用していたサンダルは『エ』、見つかったサンダルは『✖️』になっていることから別物であると判明しました。

 

メイが主役の続編は存在する?

ファンにとってはとても気になる続編の存在。

『となりのトトロ』の続編があると噂ですが、実際に『めいとこねこバス』という続編が存在します!

風のつよい日、メイがキャラメルを食べていると、つむじ風があらわれ、追いかけてきました。
メイはつむじ風をつかまえます。つむじ風の正体はコネコバス。
メイとコネコバスはともだちになり、その夜、森へと出かけます。

※ジブリ美術館公式サイトより

本編に負けず劣らずワクワクするストーリーですね。

トトロやネコバスが見えたことは、一時的なことではなく、その後も変わらず、ネコバスやトトロが見えるのは純粋な子供だからなのでしょう。

ジブリ美術館で観ることができる?

東京都三鷹市にあるジブリ美術館地下一階の映像展示室『土星座』で、2002年から定期的に上映されているとのこと。

『めいとこねこバス』を観たい場合は、必ずジブリ美術館の上映スケジュールを確認することをおすすめします!

たった14分の短編映像ですが、最も人気のある作品なんだそうですよ。