【思い出のマーニー】怖いと言われる理由とは?裏設定やマーニーの正体に迫る

【思い出のマーニー】怖いと言われる理由とは?裏設定やマーニーの正体に迫る

2014年に公開され、高く評価されているスタジオジブリ作品『思い出のマーニー』をご存知でしょうか?心温まる作品と評価される一方で、サイロやばあやの髪梳シーンなど怖いと感じる場面も多いようですね。

そこで今回は思い出のマーニーが怖いと言われる理由や、裏設定・マーニーの正体について調査しましたので、皆さんにご紹介していきます。

目次

思い出のマーニーが怖いと言われる理由とは?

思い出のマーニーが怖いと言われる理由は、以下のとおりです。

  • 満潮時にしか会えないマーニーが怖い
  • マーニーの日記が怖い
  • マーニーに似た人形が怖い

本作品が怖いと言われている原因を、紹介するので参考にしてみてください。

満潮時にしか会えないマーニーが怖い

満潮時にしか会えないのは、思い出のマーニーが怖いと言われる理由です。杏奈は満潮の時間にしかマーニーに会えないため、ボートに乗って「湿っ地屋敷」へ行く必要があります。作品の中では杏奈が満潮で帰れなくなり、無口な老人の十一に助けられるシーンも登場しました。

十一が「湿っ地屋敷」の秘密を知っているような素振りをみせたり、マーニーがいつでも会える存在ではなかったりすることが、物語をミステリアスにしたのでしょう。

マーニーの日記が怖い

思い出のマーニーが怖いと言われる理由は、日記が怖いことです。彩香が「湿っ地屋敷」で発見したマーニーの日記を杏奈にみせます。日記には杏奈とマーニーが過ごした思い出と同じことが書いてありました。

マーニーと杏奈が過ごした日々は、追体験だったと言えるでしょう。何も知らない視聴者からすれば意味がわからないため、怖いと感じる部分だったといえます。

マーニーに似た人形が怖い

マーニーに似た人形は幼少期の杏奈が持っていたものであり、怖いと言われる理由です。人形は金色の髪で青い服を着ており、マーニーに似ています。人形が登場するシーンが杏奈の祖母の葬式だったので、怖さが増したと考えられるでしょう。

人形にマーニーの幽霊が、乗り移ったのではないかとの噂も流れました。情報の真偽は不明ですが、杏奈・母親の絵美里・マーニーの関係性がわかる場面です。

裏設定やマーニーの正体は?

思い出のマーニーには、裏設定があることを知っていますか?マーニーの正体や有力説などを探ってみましょう。幽霊説と杏奈の精神病説について解説します。

幽霊説

マーニーの正体は幽霊説の裏設定があり、物語の終盤で絵美里の母親(杏奈の祖母)であることが明かされました。マーニーは故人であることが発覚し、杏奈の前に幽霊として登場していたと推測できます。

作品の中で「マーニーは私が作り上げた空想の中の女の子」と杏奈が表現していたので、精神病であった可能性も否定できません。マーニーがサイロで消える場面では、幽霊か杏奈の精神病によるものかを曖昧に表現している点が高評価です。

杏奈の精神病説

裏設定やマーニーの正体として、杏奈の精神病説が挙げられます。杏奈がマーニーに会えるのは夕暮れの満潮時であり、別れた後は道端の草むらの中で倒れた状態で見つかりました。

状態から推測すると、精神病の1つである夢遊病の可能性もあります。杏奈は早くに母の絵美里を失っていることもあり、自己肯定感の低さや内向的な性格が目立つようです。初対面の相手に杏奈が暴言を吐くシーンがあり、精神的に不安定であることがわかります。

まとめ

今回の記事では思い出のマーニーが怖いと言われる理由を中心に、裏設定やマーニーの正体についてご紹介させて頂きましたがいかがでしたでしょうか?

思い出のマーニーの裏設定には驚きましたが、見方を変えてみるとより楽しめるようですね。本作品が怖いと言われる理由に注目し、思い出のマーニーを鑑賞してみましょう!

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