ダイアナ・ウィン・ジョーンズの小説『アーヤと魔女』が原作である、スタジオジブリ制作の映画をご存知でしょうか?ラストシーンが中途半端であり、モヤモヤした気持ちで鑑賞した人もいるようですね。
そこで今回は「アーヤと魔女は途中で終わった?」や、物語の最後が意味不明な理由・あらすじについて調査しましたので、皆さんにご紹介していきます。
アーヤと魔女は途中で終わった?
アーヤと魔女は、ダイアナ・ウィン・ジョーンズの児童書が原作です。原作は作者が亡くなって途中で終わっていることから、ジブリ映画でも忠実に表現されています。アーヤと魔女は途中で終わったと言われる原因を、1つずつ見ていきましょう。
続きが描かれていない
続きが描かれていないことは、アーヤと魔女は途中で終わったと言われる理由であり、物語の続きを期待させる内容は、以下のとおりです。
- アーヤとベラ・ヤーガによる勝ち負けのやりとり
- アーヤの活躍
- 12人の魔女に追われている母親の秘密
原作『アーヤと魔女』の最後で、アーヤは人を自分の思うままにする才能を発揮します。アーヤは才能を使って魔女のベラ・ヤーガ、怒ると怖い高身長のマンドレークと仲良く暮らしているようです。続きが描かれていないことは、視聴者がアーヤたちのその後を想像できるようにした可能性があります。
友人と母親が現れるから
アーヤと魔女は途中で終わったと言われる理由は、最後に友人のカスタードと、赤い髪の魔女である母親が現れるからです。視聴者は母親がなぜ来たのか、今まで何をしていたのかなどが気になるでしょう。
アーヤが幸せに暮らしているのに、物語の最後に母親がいきなり現れてラストを迎えると、視聴者が中途で終わったと感じるのも無理はないと言えます。
物語の最後が意味不明なのはなぜ?
アーヤと魔女の最後がよくわからないことが、気になりませんか?意味不明と言われていることについて、探ってみましょう。「多くの疑問が残るから」「単純なハッピーエンドではない」について解説します。
多くの疑問が残るから
多くの疑問が残ることは、物語の最後が意味不明と言われる理由であり、謎は以下のとおりです。
- アーヤの操り能力は魔法か心理操作のどちらなのか
- アーヤは魔女なのか
- 母はなぜ12人の魔女に追われていたのか
- アーヤの父親は誰なのか
- ベラヤーガの言う魔女の掟とは何なのか
- ベラヤーガがマンドレークと生活をしているのはなぜか
- 母の元バンドメンバーがアーヤを引き取ったのは偶然なのか
答えを明確にしない状態で物語の最後に突入するため、視聴者は意味がわからなくなるのでしょう。
単純なハッピーエンドではないから
物語の最後が意味不明と言われる理由は、単純なハッピーエンドではないからです。アーヤがおばさん・おじさんに優しくされて、幸せに生活をしているところにアーヤの母親が現れて物語は終了します。
孤児院育ちのアーヤが謎の里親に引き取られ、自由に外出できない生活になるが、自分の才能を駆使して未来を切り開いた物語。解釈によってはハッピーエンドと言えますが、謎や疑問を多く抱えた状態でラストになるため、物語の意味がわからない印象を与えたようです。
アーヤと魔女のあらすじ
本作品のあらすじは、10歳になる少女アーヤが孤児として不自由のない生活を送っているところから始まります。ある日、アーヤは派手な容姿の女性ベラ・ヤーガと長身の男マンドレークに引き取られることになりました。
女性の正体は魔女であり、魔法薬作りの手伝いをさせるためにアーヤを引き取ったことが発覚。アーヤは魔法を教えてもらうことを条件に働き始めますが、ベラ・ヤーガは一向に教えてくれません。独学で魔法を勉強することにしたアーヤは、魔女に痛い目を見せようと決めました。
まとめ
今回の記事では「アーヤと魔女は途中で終わった?」を中心に、物語の最後が意味不明な理由やあらすじについて、ご紹介させて頂きましたがいかがでしたでしょうか?
アーヤと魔女は、途中で終わったと言われていることに驚きましたが、多くの疑問が残ることが原因のようですね。アーヤと魔女を視聴して、さまざまなメッセージを受けとりましょう!