前から見たかった映画が公開に!
意気揚々と映画館に向かったはずなのに、あれ…意識が遠くなっていく…。
そんな経験はありませんか?
月に何度も映画館に足を運ぶくらい映画大好きな著者でも、ブラックアウトの経験はあります。
気がついたころにはストーリーが全然分からなくなっていて、「せっかく安くない入場料を払ったのに!」とがっかり。
また誰かと一緒だと、すごく気まずいですよね…。
当記事では、映画館で眠くなってしまう原因とその対処法を徹底解説!
わざわざお金を払って見に行った映画でうっかり寝てしまわないよう、ぜひ参考にしてくださいね!
映画館で眠くなって寝てしまう原因
すごく楽しみにしていたはずなのに!
お金を払って席を予約し、張り切って出かけた映画館。なのに眠くなってしまうのはなぜでしょう。
まずは思い当たる原因を考えてみました。
- 眠くなるような薄暗さ
- 座り心地のいい椅子
- .適度な温度と室温
- じっとしている時間が長い
項目は4つ。それでは、ひとつづつ解説していきますね!
1.眠くなるような薄暗さ
映画館が暗いのは、テレビとは違う映写方法で、クオリティの高い映像を提供するため、映画への没入感を高め、楽しんでもらうためです。
ですが人間の脳は、暗いとメラトニンが分泌されやすい状態に…。
メラトニンは体温を下げて、身体を眠りやすい状態にする物質。
睡眠が足りていれば、日中むやみに分泌されるものではありませんが、睡眠不足だと脳はメラトニンを出し、休養を促します。
これは本能なので、どうしようもありません。
2.座り心地のいい椅子
映画館の椅子はふかふかです。背もたれも大きくて、身体を預けるとふんわり包まれるような心地よさ!
どうしてこんなに気持ちいいんだろう…。
2時間以上座りっぱなしになる映画館の椅子は、劇場やホール専門の椅子メーカーによって作られています。
メーカー、ブランドが国内外にいくつもあり、各映画館はその中から、精査して座りやすい椅子を設置しているんですね。
よって家のソファなんかより、リラックスできるのは当然なのです。
3.適度な温度と室温
映画館の室温は、だいた22度から25度前後に設定されています。
季節や混雑具合、また個人差によっても体感は変わってきますが、これは暑くもなく、寒くもなく、人間がいちばん快適に過ごせる温度。
そりゃ眠くもなるというものです。
映画館は、快適な環境で映画を楽しむための施設。
心地がよいのはどうしようもないのです…。
4.じっとしている時間が長い
あたりまえのことですが、上映中はじっとしていなければいけません。
不意に襲われる眠気には、少し歩くなどの軽い運動が効果的ですが、仕事中や勉強中と違って映画館では難しいですよね…。
さらに混雑していると、足を組み替えたり、腕や首を回すのもなんとなく気を使ってしまいます。
動けない状況では、眠気を払うどころか、より拍車が掛かるばかりです…。
映画館で寝ないために!前日〜当日にやっておきたい対策5選
快適な空間に、ふわふわの椅子。
そこに体調や、思ったより静かな映画だった…などの事情が重なれば、映画館で眠くなってしまうのは、ある程度仕方のないことかもしれません。
でも、誰かと一緒に来ているのに寝てしまうのはきまりが悪いです。ひとり映画だとしても、入場料を払っているのだから、できれば映画は寝ずに楽しみたいですよね…。
ここからは、映画館で寝てしまわないための対策をご紹介!
- 夜ふかしせず睡眠時間を確保する
- コーヒーを飲んで目を覚ます
- ガムや飴を口にする
- 前の方の席に座る
- 背筋を伸ばして映画に集中する
どれも簡単に実践できるものです。
ぜひ取り入れてみてくださいね!
1.夜ふかしせず睡眠時間を確保する
体調を整えておくのは基本です。
特に寝不足は厳禁。前日は早めに、しっかり休みましょう!
ちゃんと寝たはずなのに眠くなる、とにかく常に眠い、という人は睡眠の質が悪い可能性も。
生活習慣や寝具を見直すのも手ですよ。
また昼食後などの満腹時、一日の疲れが出やすいレイトショーなども、眠くなる可能性が高いです。
体調が万全ではないときは避けた方が無難ですね!
2.コーヒーを飲んで目を覚ます
コーヒーに含まれるカフェインには、覚醒作用があります。
摂取してから効果が現れるまでは、個人差もありますがだいたい30分。
少し早めに家を出て、上映前に休憩がてら飲んでおくのが効果的です。
一方で、カフェインには利尿作用があります。
心配な人は、上映前に必ずお手洗いを済ませておきましょう。
それでも不安な場合は、出入りしやすい位置に席を取っておくと、もしもの時に安心ですね。
ちなみに、コーヒーはアイスよりも、胃の活動なども活発になるホットのほうが効果が出やすいとされています。
眠気覚ましのためにコーヒーを飲むなら、アイスよりホットを選びましょう。
コーヒーが苦手な場合、緑茶や紅茶、エナジードリンクにもカフェインは含まれていますよ。
3.ガムや飴を口にする
噛む行為は、脳が活性化すると言われています。
スポーツ選手が試合前などにガムを噛んでいるのも集中力を高めるためで、眠気覚ましにも効果的。
刺激の強いミント系、ドライバー向きのカフェインを含むものは特におすすめです!
ガムが苦手な人は、飴やタブレット、グミなどでも大丈夫。
ガムほど噛むことはありませんが、ミントフレーバーや酸味の強いものなど、刺激のあるタイプはある程度の眠気防止になります。
ただしガムを噛む音、飴の袋を開けるガサガサという音は、静かな映画館では案外響くもの。
落ち着いたシーンでは噛むのをやめる、飴ならあらかじめ取り出しやすいポケットに入れておくなど、周囲にじゅうぶん気を配りましょう。
4.前の方の席に座る
映画館の前の方の座席は、音も大きく映像の迫力も満点!
途中で出入りする人、落ち着きのない人も視界に入りにくいため、映画に集中しやすい環境となっています。
いつも後ろの座席を選んで眠くなってしまう人は、前の方に席を取ってみましょう。
最前列ともなると首や目の疲れが気になりますが、中央より少し前に座るだけでも、映画の印象はかなり変わりますよ!
5.背筋を伸ばして映画に集中する
観賞中は、背筋をしっかり伸ばして着席しましょう。
姿勢が良くなると、しっかり呼吸することができるので、脳に届く酸素の量が多くなります。
眠気の原因には、呼吸が浅くなることから来る酸欠もあります。
姿勢を正し、呼吸を意識することはとても大切なんですよ。
また相手がいる場合、姿勢がいいと印象もいいので、デートなどでは一石二鳥です。
絶対ダメ!デート中は眠くても映画館で寝るのはNG
これは男女ともに、気をつけたいところ。
映画がおもしろいか以上に「デートなのに楽しくないのかな」という印象を与えてしまいかねないからです。
デートの前日は、誰でも体調を整えていくと思います。一人や友達と行く時より緊張しているのでそんなに眠くなることもないはず。
ですが、勉強や仕事の都合でどうしてもしっかり休めず、疲れを感じる場合は、できる限りの対策を講じましょう!
相手が選んだ、あまり興味のない映画を見ることになってしまった…なんていうときも注意が必要です。
とにかく、デートで寝てしまうのはぜったいに、ダメ!
でも、もし彼女が寝てしまっていたら…。
そのときは、そっとしておいてあげましょうね。
女性は、自分ではコントロールのできない不調を抱えていることがあります。
観賞後も不機嫌になったり、責めるようなことをせず、気付かないふりをしているのがスマートです。
彼女から「寝ちゃった」と告白があっても、「疲れてたのかもしれないね」「眠気には勝てないよね」とフォローしてあげてください。
気遣いの出来る人、優しい人だと印象づけることができますよ。
映画のあとは、相手が見逃したシーンを教えてあげるなどすれば、会話に困ることもないはずです。