2021年細田守監督の『竜とそばかすの姫』が、公開3日で動員数60万人になるほどの人気作品だったことをご存知でしょうか？評価は賛否両論あり、視聴者からはさまざまな声が上がったようですね。
そこで今回は、竜とそばかすの姫が酷評はなぜなのか、美女と野獣に似ている理由について調査しましたので、皆さんにご紹介していきます。
竜とそばかすの姫が酷評はなぜ？
『竜とそばかすの姫』に悪い評価がついた理由について紹介します。
キャラクター
キャラクターは『竜とそばかすの姫』の酷評であり、視聴者の声は以下のとおりです。
- キャラクターに感情移入しづらい
- キャラクターが好きになれない
- キャラクターの役割や行動動機が雑でつまらない
- 主人公以外の紹介が不十分
- ヒロインの無計画な行動に疑問を感じる
キャラクターに感情移入しづらいと感じた視聴者が多かったと言えます。主人公に共感できない場合は、作品のおもしろさを味わいにくいでしょう。
ストーリー
『竜とそばかすの姫』に酷評がついたのは、ストーリーであり、理由は以下のとおりです。
- 物語の内容が薄くて全体的に違和感がある
- 目新しさがない
- ネットいじめの置き去りエピソードがあった
- ストーリー展開がその場の都合や成り行きで変わる
その場の都合で物語が展開されるため、視聴者は不自然さや不安定さなどを感じたのでしょう。キャラクターたちの行動が急変することに、感情的な整合性を見出せないまま話が進むので、物語に没入できなかったと考えられます。結果、少し違和感のあるストーリーに視聴者は満足できなかったようです。
ラストの意外な展開
ラストの意外な展開は、『竜とそばかすの姫』に酷評がついた理由と言えます。社会的に深い闇のある虐待が物語で扱われていますが、ラスト終盤は問題を放置した内容に感じられるようです。
SNSでは最後の場面について、虐待は女子高生1人で解決できる問題ではないとの声が上がったとされています。ストーリーに「虐待」を取り入れることは、さまざまな意見があるため困難であったと考えられます。物語の中では恵くんや知くんのその後が不明なため、視聴者は最後が中途半端で物足りなさを感じたのでしょう。
声優
『竜とそばかすの姫』に酷評がついた理由の1つとして、声優が挙げられます。「歌は良かったが、他の声優がひどい」との声があったようです。声優を務めたのは、タレントや歌手だったので素人っぽく聞こえた可能性があります。
歌が素晴らしかったこともあり、他の部分のマイナス面が目立ったようです。声は人によって感じ方が異なるため、一概に声優がひどいとは言いきれません。
竜とそばかすの姫が美女と野獣に似ている理由は？
『竜とそばかすの姫』が美女と野獣に似ている理由は、オマージュ作品だからです。「オマージュ」はフランス語で敬意・尊敬の意味があり、細田守監督は、映画の完成報告会見で本作品がオマージュ作品であることを明確にしています。
細田守監督は、映画制作をする上で『美女と野獣』をインターネットの世界で表現することを重点に置いたようです。美女と野獣が大好きなこともあり、映画で表現できたことに幸せを感じたことを伝えています。
細田守監督の『竜とそばかすの姫』は、素晴らしいオマージュ作品と言えるでしょう。
まとめ
今回の記事では「竜とそばかすの姫が酷評はなぜ？」を中心に、美女と野獣に似ている理由についてご紹介させて頂きましたがいかがでしたでしょうか？
竜とそばかすの姫に酷評がついていることに驚きましたが、歌や演出は高評価を得ているようですね。才能あふれる細田守監督の、今後の作品に期待しましょう！
