ジブリ映画は見れば見るほど気づくことが多く、SNSの感想をみてさらに気づき、さらにもう一回見ちゃうことってありませんか？実は中には他のジブリ映画と関連性を持たせている映画も多く、中にはメッセージ性の強い内容も含まれているため、映画を見る目が一変することさえあります。そこでこの記事ではジブリの中でも隠された設定が多いと定評の猫の恩返しを調査した結果をご紹介します。都市伝説も大きく関係している内容もあったため、スピリチュアルや聖地などの内容に興味がある人にもおすすめの内容になっています。
耳をすませばと猫の恩返しに関連性があるのは本当？
耳をすませばと猫の恩返しは、原作者の柊あおいが作った物語なので、登場人物などに共通点があります。大きな共通点として挙げられているのは、耳をすませばに登場している猫のバロンが猫の恩返しにも登場していることです。白いシルクハットをかぶっているところも同じですし、何より頭身含め顔までそっくりです。そのため、耳をすませばと猫の恩返しのなかでもバロンは人気キャラクターとしての地位を確立しています。そして外見は大きく違いますが、猫のムーンも耳をすませばと猫の恩返しに登場しているので、どこかで見たことあると感じる人が多いのではないでしょうか。
柊あおいはどんな考えで2つの作品に関連性を持たせたの？
耳をすませばに登場する月島雫は本を買いていましたが、実はこの書いている本がバロン猫の男爵という猫の恩返しの元ネタになった本になっています。最初は、月島雫を他の作品に出演する構想も考えていたそうですが、登場させてしまえば他のキャラクターの共演も読者に期待させてしまうことになります。そうなると、まったく別の作品を作ろうとしているのに、2つの作品が互いの関連作品になってしまう危険性があります。そこで柊あおいが考えた案が、月島雫の作品が猫の恩返しの原作になっているという設定です。これなら他のキャラクターを登場させなくても双方の作品のファンを満足させることができるのではと考えたそうです。
【衝撃】出演している声優にも関連性がある事実
耳をすませばの月島雫の声優を担当した本名陽子は、猫の恩返しに登場するハルのクラスメイトのチカの声優も担当しています。こういった共通点があることから、チカは月島雫と天沢聖司との間に生まれた子供なのではないかと噂されることもあります。作者から直接の言及があったわけではないので、都市伝説の範囲ですがこう考えるとさらに作品の見方が変わるのではないでしょうか。
原作を読んでいないと分からない都市伝説とは
猫の国は死んだ猫が行く場所ですが、映画ではこの設定は描かれていないため、原作を読んだ人が分かる世界観です。そのため、原作を読んでいない人が都市伝説だと誤解するケースもあるらしく、恐らくこの記事を読んだ人の中にも猫の国のことについて知らなかった人もいるのではないでしょうか。ちなみに映画で登場するユキちゃんも死んでいるので、映画だけ見た人の中には世界観に違和感を覚えた人もいたようです。
他のジブリ作品にも都市伝説があるって本当？
トトロ 都市伝説の中には、トトロは死神でメイちゃんは既に死んでいるのではないかという噂があります。しかし、これをトトロの広報担当の人が真向から否定しています。トトロの都市伝説の多くは子供には見せられないような危険な描写も多く、子供向けのアニメに登場して良いものではありません。また、実際原作に危険な描写があったとしても、映画やアニメを作成する段階で演出を省略しているジブリ作品もあります。したがって、ちょっと目を背けたくなるようなジブリの世界観を耳にしたら、まずは原作を読んでみることを強くおすすめします。
