2004年に公開された宮崎駿監督が手掛けた映画『ハウルの動く城』に登場する、ハウルのカラスの正体をご存知でしょうか?ハウルが鳥になった姿は「ハウルカラス」と呼ばれ、戦闘し続ける理由が気になっている人もいるようですね。
そこで今回は、ハウルのカラスの正体や戦い続ける理由・年齢について調査しましたので、皆さんにご紹介していきます。
ハウルのカラスの正体とは?
正体不明のハウルのカラスについて知りたくないですか?鳥の姿で戦う場面は迫力があるので、注目している人もいるでしょう。ハウルのカラスの正体を、解説していきます。
ハウルのカラスはツバメ?
https://twitter.com/ghibli_world/status/1377966551987412994
絵コンテの段階で「ハウルのカラス」は、ツバメのような姿をしていたようです。作画監督の山下明彦さんは、キャラクター設定画を「飛んでいる姿はツバメにした」と語っています。
最初は登場の少なかったハウルのカラスですが、設定画を見た宮崎駿監督は勿体ないと言って、シーンを増やしたエピソードもあるようです。
ハウルの動く城 意味がわからない場合は、ストーリーに込められたメッセージをこちらから確認できます。
ハウルがツバメになるのはなぜ?
ツバメのときに魔力が最も強くなるため、ハウルは姿を変えます。人間の姿で使用できるのは簡単な魔法のみであり、強い魔法を使う時はツバメの姿になって自分自身を強化していたようです。
ハウルは自身のことを臆病者と言っているのでツバメの姿で弱い自分を隠し、戦争をやめさせるために戦っていたと考えられます。徐々に恐ろしい魔物のような姿になったのは、ハウルが戦いに必死だったからでしょう。
人間に戻れないハウルのカラスが戦うのはなぜ?
ハウルは戦争を嫌っているのに、戦い続ける理由を知りたくないですか?なぜ必死に戦闘しているのかを、探ってみましょう。ハウルが人間に戻れず、戦っている訳を紹介します。
ハウルが戦い続ける理由は?
人間に戻れないハウルが戦っているのは、戦争を終わらせてソフィーを守るためです。ハウルは、大切な存在のソフィーが現れてから戦い続けており、心身共に強くなるためにハウルのカラスになっていたと推測できます。
戦争が起こった理由は、サリマンのハウルに対する執着心であり、愛弟子が自分の元に戻ることを望んだからでしょう。サリマンはハウルが戦争で強い魔力を使うことにより、人間に戻れなくなることを怖がって自分のところへ帰ってくると考えたようです。
人間に戻れないのはなぜ?
ハウルは強い魔法を使いすぎると、人間に戻れなくなります。ハウルは星の子・カルシファーを助けたことで、心臓と引き換えに強力な魔法を手に入れる契約をしました。契約を長く結んだまま強い魔法を使い続けると、徐々に人間の心を失って悪魔に変化します。
強い魔法を使い続けると、危険であることが分かる場面は、以下のとおりです。
- カルシファーが人間に戻れなくなることを忠告
- 戦いで怪我をすると人間の姿に戻る時間が多く必要
ハウルが人間に戻れないのは、強力な魔法を使いすぎるからでしょう。
ハウルの年齢は?
原作小説でハウルは「生まれて10000日が経過している」と記述されていることから、推定年齢は27歳。ハウルのプロフィールは、以下のとおりです。
- 本名:ハウル
- 性別:男
- 年齢:27歳
- 髪色:金・黒
- 職業:魔法使い
- 声優:木村拓哉
原作小説での名前はハウエル・ジェンキンスで、映画本編ではジェキンスや、ペンドラゴンなどの偽名を持っています。
まとめ
今回の記事では「ハウルのカラスの正体」を中心に、戦う理由や年齢についてご紹介させて頂きましたがいかがでしたでしょうか?
ハウルのカラスの正体がツバメであることに驚きましたが、魔力が最も強くなるため姿を変えていたようですね。戦う理由も参考にしたうえで、「ハウルの動く城」を楽しみましょう!