トレード期間終了までいよいよひと月を切りましたね。このトレードでスポットライトを浴びる選手が現れたりすると、試合の流れが変わってプロ野球の試合だけでなく、ブックメーカーのプロ野球 ベットが一段と面白くなったりします。
そこで、今までのプロ野球 トレード移籍で活躍した選手や、今後トレード移籍があり得そうな選手を今回の記事では調査してみました!
プロ野球のトレード移籍とは?
まずは、プロ野球のトレード移籍とは何なのかおさらいしていきましょう。
プロ野球のトレードとは球団同士の合意の上で選手を交換・譲渡することを指します。トレードは1対1とは限らず、複数対複数の場合もあります。 通常は期限が設定されていて、前の年のシーズン終了後から翌年の7月31日までの間にトレードを行うことが決まっています。
※トレードは「球団の権利」であり、球団同士が合意して決めるため、選手の意向は反映されません。
例:A球団には、いいバッターは多数いますが、いいピッチャーが不足しています。
B球団はいいピッチャーが多数いますが、いいバッターが不足しています。その際両チームは、両チームの合意によりA球団のバッターとB球団のピッチャーをトレードすることができるのです。トレードすることでお互いの弱点の補強を図ることが目的です。
プロ野球のトレード移籍で活躍した選手たち
プロ野球選手にとって大きな転機となり得るのがトレード移籍です。トレード移籍によって環境が変わったけれど、なかなか力を発揮できない選手もいれば、環境が変わったことで大活躍した選手もいます。そんな大活躍した選手をご紹介しましょう。
大田泰示 選手(現 横浜DeNA)
- トレード:巨人 → 日本ハム
2009年ドラフト1位で巨人入りし、松井秀喜がつけた背番号55を継承しましたが8年間は伸び悩みました。2016年オフ期間に交換トレードで日本ハムに移籍。2017年には15本塁打をマークすると、2018年には自己最多を更新する20本塁打とチームに不可欠な主軸に成長しました。その後2022年に自由契約で横浜DeNAへ移籍しています。
桑原謙太朗 選手(現 阪神タイガース)
- トレード:横浜 → オリックス → 阪神
2008年大学生・社会人ドラフトで横浜(現DeNA)に入団しましたが、2年後の2010年オフシーズンにオリックスにトレード移籍しました。しかし、オリックスでの4年間は伸び悩み、2014年オフシーズンに交換トレードで阪神に移籍しました。当時の監督にセットアッパーで抜擢され、2017年に大活躍で最優秀中継ぎ投手を受賞という快挙を達成しました。
榎田大樹 選手(現 西武ファーム投手コーチ)
- トレード:阪神 → 西武
2011年ドラフト1位で阪神に入団し、2年間はリリーフで大活躍をしましたが、その後は故障や若手の台頭で登板が減少。2018年シーズン開幕直前に交換トレードで西武に移籍しました。西武では、先発ローテーションを担い、リーグ優勝に大きく貢献しました。アラフォーに差し掛かる現在は引退し、西武ファーム投手コーチを務めています。
2023年トレード移籍した選手たち
2023年にトレードした8名の選手たち、今後の活躍を期待してご紹介していきましょう。
- 黒木優太 選手:交換トレードオリックス →日本ハムへ
- 近藤大亮 選手:金銭トレードでオリックス → 巨人
- 高橋礼 選手:交換トレードでソフトバンク →巨人へ
- 泉圭輔 選手:交換トレードでソフトバンク → 巨人へ
- 宮川哲 選手:交換トレードで西武 → ヤクルトへ
- 吉田輝星 選手:交換トレードで日本ハム → オリックスへ
- アダム・ウォーカー 選手:交換トレードで巨人 → ソフトバンク
- 元山飛優 選手:交換トレードでヤクルト → 西武
今後トレードがありそうな選手は?
ダヤン・ビシエド 選手(中日ドラゴンズ)
何かと話題の選手ですが、チームではポジションかぶりが発生し、ファームに降格してしまいましたが、長打力がある助っ人として各球団から求められる可能性がありそうです。
松原聖弥 選手(巨人)
今季でプロ8年目を迎える選手ですが、昨年、今季となかなか結果を残せず、ファーム落ちをしてしまっていますが、他球団からの評価が高いので、求められる可能性は多いにありそうです。
まとめ
今までのプロ野球 トレード移籍で活躍した選手や、今後トレード移籍があり得そうな選手を調査してみましたがいかがでしたか?記事執筆中に松原選手のトレード決定のニュースが入ってきたのには驚きましたが、新天地へのトレードニュースがもう少しありそうなので活躍が楽しみですね。